沿革と展望

沿革と展望

弊社は、2013(平成25)年に、鹿肉の食品としての基礎的研究や、関係諸機関や専門家と連携した応用研究を軸に、教育事業や鹿肉加工品の製造をおこなうことで鹿肉食の普及促進に貢献し、鹿にかかわる学術や文化の発展に寄与する」ことを目的として開業いたしました。

以来、大学機関の生物多様性セミナーとコラボした鹿肉料理教室、鹿肉加工処理施設との業務店向けセミナー、食品会社や食肉加工会社と連携した商品開発、インフラ関連企業等のCSR事業への協力などを行ない、鹿肉に特化した他に類を見ない事業所として活動してきました。平成27年の5月29日の改正鳥獣保護法の施行を機に、以前にもまして研究・教育や商品開発を充実させ、一般消費者への鹿肉食普及の促進や、鹿にかかわる文化の啓蒙活動などにも力を注ぎ、活動の成果を社会へ還元したいと考えています。

食べものには、安心・安全、栄養、美味しさという3大要素があると同時に、わたくしたちの自然や社会とも深く結びついています。鹿肉の利活用はとくにその側面が強く、多くの社会課題を浮き彫りにします。天然の食材である鹿肉は、自然環境の保全とシカの頭数管理の課題と密接にかかわり、全国的にその利活用がもとめられてきました。そして最近では、加工処理におけるガイドライン遵守の推進から、より高い安全性や品質向上への要求が増大しており、食品として鹿肉に求められるものも大きくなっていると捉えています。そして、これら世の中の変化や要求を的確にとらえることは、非常に重要と考えています。

鹿肉食の普及促進はまだ緒についたばかりですが、弊社は「食と健康」をテーマに、ひきつづき食品素材としての研究をおこなってまいります。さらに、科学的エビデンスに基づいた機能性をいかした商品、環境や社会と調和する鹿肉関連食品の開発などをおこない、社会に鹿肉本来の価値を広く提供できるよう活動してまいります。

鹿肉に特化した料理教室「愛deer料理教室」として出発した弊社は、教育事業のほか、鹿肉食の普及促進を目的に、鹿肉加工品の開発・製造に力を注いでまいりました。お取引先様も個人様から団体・企業様へと多様化し、鹿肉以外の地域特産品の加工品開発など、事業内容も拡大してまいりましたので、2016年7月1日よりあたらしい商標「アイディア研究舎」をたちあげました。「アイディア研究舎」の事業内容は、鹿肉を含む、地域特産品などの加工品開発や小ロットOEM受託事業などです。なお、「愛deer料理教室」は教室業に加え、出版など教育関連事業の充実をはかってまいりますので、ひきつづきお引き立ていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。